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保護者の方々から


「親も子もニコニコ時間」


保護者会員 富澤さおり様 寄稿
親子コピカ 冨澤里乃 2才(8月25日で3才)

もうすぐ3歳の娘と私が相模原のアトリエに通うように なって、もうすぐ1年が経ちます。 この1年で得たもの、思い出などは 本当に多く素晴らしく、自宅の窓辺に飾ってある数々の作品を見ると 自分達が協力して作ったものなので、幸せな気分になれます。

赤ちゃんから子供へと大きく変る2歳という時期に 親子でアトリエに通うことにしたのは、パンフレットに 載っている写真の子ども達が笑顔と快活な様子に圧倒されたのと 活動内容に深みがあり、斬新で高度なものだったので 「これはすごい!私もやってみたい!!」と思ったからでした。

体験の時に先生に「親子コピカから始めた子ども達は うまい、へた、という評価にとらわれずに、ずっと絵を楽しめるのよ。」 と、うかがった事も心に強く響きました。というのは、 実は私自身、子供の頃から絵が好きだったのに評価に杞憂して絵を 描く事をいつの間にか楽しめなくなっていました。 それで、これを機に心機一転、私も楽しもう!というのと、娘には 学校などの評価に出会う前に、創作の楽しさを知り、自分らしく描いていいという 気持ちを持っていてくれれば、という二つの思いからアトリエに通うことを決心したのです。

子供と一緒に遊ぶときに大人が冷めていると子供にも 伝わって、子供も飽きてしまうけれど、このわくわく 創造アトリエには大人も子供も「遊びの同級生」になって 夢中になれるものがたくさんあり、色を塗っていると我を忘れている 自分に驚いた事もあります。他のお母さん達もみな子供のようないい笑顔をして絵の具まみれになりながら 色を塗っているのを見ると、つくづくここが親子にとって素晴らしい場所であることを感じます。

家庭だと汚される事や準備に私が気をとられ、本来の創作を 楽しめないのですが、アトリエでは先生がいつも 用意してくださるので私もリラックスして取り組む事が 出来ますし、娘も私が楽しそうに夢中になってると 負けじと色を塗り、筆の取り合い、塗るところの取り合いに なることもしばしばです。

 最近は一緒にやる、というよりは、そろそろ親子コピカは卒業の時期なのか(?) すっかり、娘も自分で考えて一つの作品を集中して作り上げる事が 出来るようになってきたのでわたしは口出ししないで見守るほうが良い風に なってきました。  この1年間で、先生の姿やアトリエでの活動から「良い環境を用意して親は子供を信じて見守る」ということの 大事さにも気がづいたことが最も大きい収穫です。私は以前よりも、娘を信じて 楽しみに成長を待てるようになりました。娘は年齢的なこともありますが、「自分で なんでもやってみたい」という好奇心と「自分にもできる!」という自分を信じる気持ちが 育っていると思います。

ビーズを思い切り板の上から流して転がる様子を楽しんだり、 絵の具を混ぜて新しい自分の色を作ったり、 お菓子やウィンナーを材料から作ったり、積み木で 大きな町や線路をみんなで作ったりと多彩な体験を通して毎回、新鮮な驚きと喜びを 感じて子ども達は目を輝かせています。そんな成長を身近に感じることが出来るのは 忙しく苛立ちがちな育児生活の中で親にとって本当に貴重な時間です。

親子でこんな風に楽しい体験を通して成長できる親子コピカは 私の心強い子育てサポーターのような存在です。 いつもあたたかく私達親子を見守ってくださる先生、ありがとうございます。




「それぞれの宇宙」


保護者会員 岩井久美子様 寄稿
岩井 悠記・空翔

アトリエに通い始めて、もう5年が過ぎました。私たちにはあっという間のアトリエ生活で、どんどん楽しくなるアトリエ生活です。 毎回「今日は何ができるんだろうね。」「絵?工作?料理?積み木?」「ロボット作りは楽しかったー。」「ソーセージは最高に美味しかった!」などなど、通う時間も楽しいのがアトリエ。

最初は親子から始まり、子供との共同作業。とても楽しい時間ではあったものの、説明を聞かないとか、言われた通りにやらないとか、集中しないとか…。私は、そんな子供に対して苛立ちを覚える事もしばしばありました。

けれども、そんな時々でも立松先生の姿勢や言葉かけやまなざしは、親として、大人として、人間として…とても深いものがあり、時間や生活や周りの事に追われて過ごしてしまいがちな私には、感じとり教わる事はとても多く今も勉強になり、それは生活の色んな時につながっていて、空翔の笑顔につながっています。 そして今では、子供のみでのアトリエ。どの親もどこか寂しい感情を持つのに反比例するように、空翔を含め、今までは見せた事がないような伸び伸びとした表情を子供たちが見せているのです。楽しくてたまらないのでしょう。自分のまんま受け止めてもらい、出せているのでしょう。 全身まっ黒の墨汁だらけ…かろうじて、口を開けると前と後ろが分かる状態。顔中に材料がついているから、何を作ったか、顔を見ればクッキング。まるで自分が作品みたいになる手足が色とりどりになる作品づくり。親たちは少し苦笑いですが、もう、毎回毎回 私も子供時代に“やりたかったー!!”と本当に思うものばかり。アトリエでしかやれないことばかり…。

この、言葉では言い表せない気持ちが高まるような感覚のまま、子供たちは作品に素直にぶつけることが出来、取り組めるからこそ、子供たちの何とも形容のしようがない、あの素晴らしい表情を生んでいるのでしょう。だからこそ、すごい作品が生まれているのでしょう。 子供たちそれぞれに宇宙を持っていて、アトリエは、その宇宙をより豊かに育んでいる。

子供は、大人になるための一つの段階ではなく、子供時代は大人になるための準備期間でもない。子供時代は、子供時代そのものに価値があるのだとアトリエで取り組んでいる子供たちを見ていると感じます。

子供たちのこの表情、空翔の笑顔、かけがえのないものとして大切に育み、一緒に…むしろ、大人側が子供たちから感じとり教わりながら成長し合い、未来をみつめてゆきたいと思います。

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